〜 宗務所からの報告 〜
東京都南部宗務所 教師研修旅行
開催日: 2014年11月13日
~14日
平成26年度、東京都南部宗務所、教師研修旅行が11月13日~14日の日程で開催されました、今回は中越地震より10年経過した小千谷市を中心に復興状況や慰霊法要等をさせて頂きました。
一日目は小千谷市にあります「おぢや震災ミュージアム そなえ館」に行き、館内職員の方に説明や震災時の体験、シミュレーターによる疑似体験等させていただきました。
館内施設は時間経過ごとに刻々と変わる被災地の状況や頻発する余震の恐怖、地域の人々との復興までの様子、避難所での生活など実物やパネル展示で詳しくわかりやすい展示がされていました。
その後は震災当時「社会活動部会」などで炊出し等させて頂いた、小千谷市内の「松涼寺」様にて、東京都南部宗務所、石井隆康所長導師のもと、中越地震物故者慰霊、復興祈願法要をさせて頂きました、松涼寺様のお堂は震災当時と変わりなく、住職の平山上人には震災当時のお話しなどをして頂きました。
松涼寺を後に、震災の際にトンネル通行中に土砂崩れに親子が巻き込まれ、92時間後に奇跡的に男の子が救出された場所に造られた「妙見メモリアルパーク」にてお題目を唱えさせていただきました。
翌14日は本山、村田妙法寺様にて御開帳をして頂きました。
その後は柏崎にあります、番神堂様にてお経を上げさせていただき、帰路につきました。
マグニチュード6.8 最大震度7 68人の犠牲者を出した、中越地震から10年が経過しました。10年間に中越沖地震、東日本大震災、最近では長野県北部の地震等頻繁に地震や災害が発生しています。その中で災害というものに対してどう対応して、どう伝え、何ができるかを再び考えさせてもらえる研修になりました。