〜 社会活動部会からの報告 〜
被災地支援活動へ
開催日: 2013年07月26日
7月26、27日に浅草仏教会主催の被災地支援活動に参加しました。女川市石巻バイパス用地仮設住宅を訪問し、慰霊・傾聴(体験をお聞きする事)・写経等を行い、特に「盆踊り・カラオケ大会」を住民の方々と共に準備段階よりお手伝いをすることで、貴重な時間を過ごしてまいりました。
前回同様に社会活動部会は、独自の活動もさせて頂き、仮設住宅に向かう前に石巻市日和山公園において慰霊の読経・唱題をさせて頂きました。また、日和山の下で幼稚園バスの中で亡くなられた子供達の諸霊位に施餓鬼供養を行いました。空き地の中にひっそりと枯れた供花が残る被災現場でお経を唱え手を合わせると、亡くなられた方々のご供養がまだまだ足りていないのではないかと感じます。私達僧侶一人一人が出来る「祈り」という行いの大切さを改めて感じました。
その後、仮設住宅に向かい「盆踊り・カラオケ大会」の準備のお手伝いをしました。社会活動部会は、流しそうめんを企画しました。事前に流しそうめん台を竹で手作りし持参しました。老若男女大勢の皆様が楽しんで下さいました。楽しい時間はあっという間に過ぎ、また何か企画をして一緒に楽しい時間を過ごそうと約束をして帰路につきました。
2年という月日が経ち支援の形も変わりました。今回参加して、物質的支援というよりも共に何かを成し得る形に変わってきていると感じました。社会活動部会の私達が出来る事は現地に赴き自らの目で見て、耳で聞いて、心で感じて本当に必要とされる支援・供養を続けていくことだと改めて強く感じました。これからも積極的に行動していきたいと思います。