〜 宗務所からの報告 〜
終戦70年、特攻隊史跡を巡る
開催日: 2015年11月19日
平成27年度、東京都南部宗務所、教師研修旅行が11月19~20日の日程で開催されました、今年度は終戦70年の節目の年でもあり、「鹿児島の知覧・特攻の史跡・経王寺様参拝」と題しまして企画しました。
鹿児島到着後、特攻の母として慕われた「鳥浜トメ」さんの食堂「富屋食堂」の跡地にあります、資料館「ホタル館」を見学させていだき、トメさんのお孫さんに当時の状況や特攻隊の方々の気持ちなどを聞かせて頂きました。
ホタル館 (富屋食堂)
昼食後、知覧特攻平和会館の見学をさせて頂きました、館内では語り部の方にお話しして頂き、当時の特攻隊員の最後の日の様子や残された家族への思いなどをお話しして頂きました、館内には沢山の特攻隊の方々が残された品々が展示閲覧されており、改めて戦争の悲しさ、むなしさ、平和の大切さを感じさせられました。
知覧特攻平和会館
その後は、鹿児島市内にあります、日蓮宗 教王寺様で、御住職導師の元、平和祈念法要を行い、御住職様に薩摩の廃仏毀釈などのお話をしていただきました。
教王寺にて
翌日は、鹿児島市内のさつまあげ工場や焼酎工場の見学、仙厳園の散策等行い帰路に着きました。
仙厳園にて
今回の教師研修旅行で訪れた鹿児島の知覧特攻平和会館は高校の修学旅行以来の訪問でしたが、その時と比べると自分自身も家族を持ち、特攻隊として出撃した方々、残された家族の思いなど当時と違った気持になりました、改めて二度と同じ過ちを繰り返してはいけない、平和の尊さを感じさせて頂ける研修旅行でした。