〜 日青会からの報告 〜
東日本大震災慰霊唱題行脚
開催日: 2015年03月11日
【東京南】3月11日に東京都南部日蓮宗青年会(罍慈恭会長)主催、「東日本大震災慰霊唱題行脚」が宮城県石巻市で行われ、14名の日青会員が参加した。
当日の朝、降雪の仙台市をバスにて石巻へ出発。青年会員の法縁寺院でもある宮城県石巻市久円寺(谷川海正住職)より午前10時に行脚隊が出発し、石巻市沿岸部にて紙塔婆供養を行い、日和幼稚園の送迎バスが津波の被害に合い、園児が死亡した現場まで行脚して回向し、その後、全日青会員有志により建立された石巻慰霊碑(久遠の祈り)にて殉難横死の御霊位に回向した。また行脚終了後は、午後2時より石巻市久円寺での東日本大震災慰霊法要に参列し、午後2時46分の地震発生時刻には全員で黙祷をし、すすり泣く声がお堂内に広まった…
未だに見つかっていない行方不明の方々・未だに復興しない現実・癒えることの無い心の傷そして成仏出来ていない御霊に我々青年僧が出来ることは鎮魂と風化させない為今後も慰霊を継続していくことであると青年会有志参加者一同実感をした。