〜 宗務所からの報告 〜
千鳥ヶ淵戦没者追善供養 並 世界立正平和祈願法要
開催日: 2013年08月15日
日蓮宗では毎年8月15日の終戦記念日に千鳥ヶ淵戦没者墓苑にて、戦没者の慰霊法要を行っております。本年も日蓮宗宗務総長を大導師に、東京、東西南北の宗務所長を副導師に4管区の僧侶が出仕のもと、追善法要と、平和祈願法要が営まれました。
千鳥ヶ淵戦没者墓苑には358,260柱の御遺骨が納められており、出仕の僧侶だけでなく、大勢の僧侶や参列者が集まり、戦争で亡くなられた尊い命に追善の意を捧げ、平和への誓いを新たにしました。法要中には千鳥ヶ淵戦没者墓苑奉仕会理事長より日蓮宗に対しての謝辞が述べられると共に、戦後60年以上が過ぎ、戦争の記憶が薄れていく中で、この追善法要を続けていく事の意義を述べられました。 続いて、日蓮宗伝道局長より挨拶を頂き、今尚、世界中で戦争が絶えない中で、「いのちに合掌」をスローガンに掲げる宗門として、この戦没者追善供養を通して命の尊さを世の中に伝えていかなければならないという決意を述べられ、法要を終えました。
御遺骨が納められている六角堂には、青年会主催の子供の集い参加者や、各寺院の檀信徒の皆様に折って頂いた千羽鶴を奉納し、法要後には青年会と有志の僧侶と共に、千鳥ヶ淵より、五反田の本立寺まで戦没者の追善と平和祈願の為の唱題行脚(しょうだいあんぎゃ)を行いました。
当日に行われた慰霊法要の動画です。
※この動画に対するお問い合わせは南部宗務所へ