〜 社会活動部会からの報告 〜
東日本大震災の追善法要に出座
開催日: 2015年03月11日
社会活動部会は3月11日に岩手県釜石市の仙寿院にて青森日青会と共に東日本大震災の追善法要に出座し、翌12日には宮城県女川市の仮設住宅にて東京都東部防災部と共に慰霊法要、また震災によって流された位牌の閉眼供養を行いました。
翌12日、午前10時、私達は東京東部防災部と共に女川市の仮設住宅にて慰霊法要を行いました。この女川市仮設住宅には、当会は震災の翌年から仮設住宅内で行われるさんま祭りや盆踊りの手伝いに参加をしております。仮設住宅にお住いの方々は私達がくると笑顔で迎えて下さいますが、釜石市の方たちと同じく家や家族を亡くした悲しみは消えることはないでしょう。
法要終了後、私達は位牌の閉眼・おたき上げを行いました。この位牌は震災での遺留品(写真など)と共に女川市役所に4年間安置されていたものでした。
位牌は凡そ、150基程ありその他にも御本尊や観音菩薩、大黒様などの仏像もありました。
おたき上げが終わるまでおよそ3時間、私達はお自我偈をお唱えしながら供養いたしました。
東日本大震災の爪痕は、被災した大地に、また被災者の方々の心に大きく残っています。
そのことをいつまでも忘れずに支援を続けてまいります。