私は小学生の時に命の授業を受けたことがあります。
その授業は、生きている動物を見ることから始まります。牛を見た時、はじめは「なんか大きいな。かわいいな」くらいにしか持っていません。次に自分で触ってみました。暖かかったです。とても。この子は生きているんだなと感じました。
その日、ある牛が肉にされるために加工場に行ってしまったことを聞きました。あんまり関わりはなかったけど寂しかったです。
次の日、給食で牛乳と牛肉が出た時、この肉って私が触った牛かなと考えました。その時に私は、命ってありがたいんだなと感じました。だから今までは機械的に行なっていた合掌も、慈悲の心が生まれたので、自ら手を合わせることができました。
by:MS