催しもの

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檀信徒研修道場

開催日: 2014年03月01日

【東京南】三月一日(土)に、東京都南部宗務所主催の「檀信徒研修道場」が目黒区立源寺(石井隆康住職)で開催された。当日は檀信徒、一般の参加者を合わせて六〇余名が参加した。
今回のテーマは「一日修行」。せわしなく過ぎていく日常をしばし離れ、心を静める修行を参加者に体験してもらうことを主眼に、午前の高座説教を始めとして、午後は写経、唱題行、祈祷会と、一日を通して様々な内容を盛り込んだ。
高座説教を聞くのは初めてという人も多く、「日蓮聖人のご生涯が良く分かった」「作法が興味深く、伝統を感じた」と非常に好評だった。
午後の唱題行は、赤や青、緑など、色とりどりの大小様々なキャンドルを会場に灯し、参加者は幻想的な雰囲気の中で目を閉じて、一心にお題目を唱えていた。
その後、境内で行われた水行では、修法師の力強い水行の姿に感嘆の声があがった。そして本堂において大祈祷会が厳修され、続いて、東京都南部宗務所長・石井隆康師より修了証が参加者に授与され、無事に閉会となった。
参加者の一人は「色々なことを一度に体験できて、とても充実した一日でした」と笑顔で話し、沢山の修行を体験したことに満足した様子で会場を後にした。

(古河通信員)