催しもの

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広島土砂災害支援活動

開催日: 2014年09月03日
平成26年9月3日~4日・7日~9日

平成26年8月20日、降りつづく豪雨により広島市安佐南区から安佐北区にかけて大規模な土砂災害が発生しました。74人が亡くなり、250軒以上の家が全半壊し、流されてきた土砂に埋まりました。土砂災害による人的被害としては過去30年間で最大であったそうです。
 社会活動部会と東京都東部防災部は9月3日~4日の日程で、土石流の直撃を受けた日蓮宗龍華寺(広島市安佐南区)に現地調査を兼ねた先発隊3名を派遣しました。
現地調査後、本隊の土砂撤去作業に必要な備品の調達、広島管内の教師と共に1階廊下の土砂撤去作業を行いました。龍華寺の裏山は頂上付近より崩落し、寺の裏を流れていた小川に沿って土石流が襲いました。4階建ての建物は裏手側より被害を受け、1階2階3階の扉が破られ1階は腰の高さまで土砂で埋め尽くされ、2階本堂は足首までの泥で埋まっていました。
これを受け、本隊は7日~9日に広島に入りました。東京南部社会活動部会・東京東部防災部と共に東京西部・北部の災害対策委員会より計11名の僧侶が支援活動に参加しました。
8日には広島管区の僧侶達と全国日蓮宗青年会など総勢85名が参加。1階の泥や岩の撤去・2階本堂の泥出し・清掃と共に仏具の清掃・建物周辺の土砂の撤去を大勢の力で完了しました。作業終了後は全国日蓮宗青年会の災害対策委員長導師のもと土砂災害で亡くなられた方達への慰霊の法要が執り行われました。
9日は東京四管区と広島管内の僧侶・地元のボランティアの20名で土石流によって破壊されたトイレやユニットバス、穴の開いた壁などの撤去を行い、高圧洗浄機による1階室内及び玄関・階段の清掃活動など行い作業を終了しました。