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第3回 「歩いて終活 寺町ウォーキング」

平成28年6月4日(土)、東京都大田区において日蓮宗東京都南部宗務所主催、寺ネット・サンガ協力の寺町ウォーキングが行われた。

本行事は「歩いて終活」と題された内の第3回。「お葬式とお寺~私のお葬式を考える~」のテーマで、参加者30人と僧侶10人は、大田区蒲田から同本羽田までの約4kmの道程を歩いた。

出発地となった妙安寺(大田区蒲田4)では、高倉章瑞上人(大田区・本光寺)を導師に法味言上、引き続き『仏教質問箱~お葬式について』の講義が行われた。市川智康住職が昔ながらの通夜葬儀等に触れながら、お葬式の意義について話された。

道中では呑川などを巡り、休息所の妙幸寺(同西糀谷1)で関戸堯海住職から縁起・近隣の歴史等の説明を受け昼食休憩を取り、続いての葬儀式場見学する場面では安置所等についての説明を聞くなか、参加者が棺に入る体験も行った。また葬儀に関わるエピソード・心掛けなども聞いた。

解散地の長照寺(同本羽田3)では石井英雄住職を導師に、休憩時間に記入したエンディングノートを御宝前にお供えして「声明師による生前に葬儀を考える法要」を実際に行ってその意義を体感した。

終わりのフリートークでは、「お焼香がご本尊へのお供えだと教わったが、これまでは故人にするものだと思っていた。」「もっと色々知りたい」などの感想があり、またの開催が望まれていた。