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第4回 都会の寺を歩く 寺町ウォーキング

開催日: 2016年11月03日

平成28年11月3日(木)文化の日、東京都港区において日蓮宗東京都南部宗務所主催、寺ネット・サンガ協力の寺町ウォーキングが行われた。

同第4回は「都会にたたずむ歴史・文化に触れる」をテーマとして参加者30人と僧侶10人らは麻布・六本木周辺を散策した。
出発地となった一乗寺(港区麻布台2)で、東京都南部宗務所所長・石井隆康上人(目黒区・立源寺)を導師に開講式が行われ、道中の安全を願って法味言上したのち出発した。

一行は人の溢れる麻布十番等を通り妙経寺(同六本木6)に到着。同所では小山光祐上人が日蓮宗伝統の高座説教を行った。六本木ヒルズにある寺院ならではの布教活動についてボランティアへの参加や交流などを交えて話した。

休憩を設けた妙善寺(同西麻布3)では的場徳雅住職が落語法話をして、笑顔もこぼれる語らいの場となった。

続いて隣り合う長幸寺(同西麻布3)では幕末の歴史の断片と題して、長亮行住職が古地図を手に近辺の大名屋敷と神社仏閣との係わりや江戸の三舟と日蓮宗等についての講義をされた。

最後は、芋洗坂近くの法典寺(同六本木6)に立ち寄り参拝したのち、長耀寺(同六本木6)に場所を替え、井上実直住職・近隣青年僧による祈祷法要が厳修された。日蓮宗独特の加持祈祷を初めて受ける参加者が驚く中、揃って真摯に祈りを捧げて解散となった。