管内寺院紹介

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大坊
【住職名】
51世 中野日演
【旧本寺名】
池上本門寺
【旧寺格】
緋 大坊顕の字法縁
【本尊勧請様式】
一塔両尊四士
【祖像】
説法像(室町時代)
【仏像】
木造釈迦・多宝如来坐像 木造四菩薩坐像 四天王立像 文殊菩薩騎像 普賢菩薩騎像 木造宗祖坐像二体 池上宗仲夫妻坐像 宗祖立像 毘沙門天・大黒天聖徳太子立像 日朗・日澄坐像 日顗坐像
【寺宝】
宗祖御灰骨 歴代本尊(准宗宝)・古文書等約50点 宗門最古の題目板碑 法華経板木(都重文指定)

お問い合わせなど

【所在地】
〒146-0082 大田区池上2-10-5
【電話】
03-3752-0155
【ホームページ】
http://www.hongyozi.or.jp/

沿革

 弘安6年(1283)の創立。開山宗祖。開基大乗阿闍梨日澄。開基檀越池上右衛門大夫宗仲。
 池上右衛門大夫宗仲の邸跡で、弘安5年9月18日に宗祖が身延より当所に到着し、10月13口入滅された霊跡である。宗祖滅後間もなく日朗の弟子日澄(1239~1326)に邸地が寄進され、ここに本行寺が開創され、大坊と呼ばれた。池上本門寺の末頭、三院家の首席である。「御臨終の間」と呼ばれる建物が古くから伝存し、数度の火災を蒙ったが、現在も「自鏡満願の祖師像」及び「御寄掛の柱」が安置され、旧状を復元している。昭和11年に宗祖入滅の地として都旧跡に指定された。
 当寺の伝承に「御会式桜」と「ひきずり豆腐」がある。前者は宗祖入滅に際し庭前の桜花が時ならぬに開いたというので、以来お会式には桜花を用いるその根源となった。今も境内に会式桜のあった場所が残されている。後者は宗祖が池上家に到着された折、宗仲夫妻が心をこめて差上げた料理と伝えられ、その料理法は現在も当寺に伝承されて、毎年9月18日の入山会に再現されている。
 また宗祖滅後一周忌に大坊に直弟が集まり、「自鏡満願の祖師像」 の前で御遺文の結集がなされたと伝えられる。御灰骨堂は本門寺復興最初の建物で御廟所の跡地に建立される。即ち昭和23年に44世松野日量 (池上学林教頭) は常仙院牧野智鉄を随行して一カ月に亘り北海道を親教し、西之院の戦火を免がれた残材を使用して完成。昭和54年御灰骨堂として大坊に移築さる。
 4世永存院日恩は尼崎長遠寺開祖。10世東照院日純は本門寺9世へ。11世仏寿院日現は本門寺11世へ。24世了玄院日顕は本門寺29世へ。37世大車院日軌は本門寺63世へ。44世竜寿院日量は本門寺76世加歴へ
 昭和61年48世松本日善の時に宗門より由緒寺院と認められ、池上法類の本山は龍口寺、妙本寺、弘法寺、海長寺、本行寺の五本山となる。

信行会・行事

  • 唱題会、書道教室、写経会、華道教室、鶴林茶道同好会

定期行事

行事内容日時対象など
春季彼岸会春分の日檀信徒以外も可
花まつり4月8日檀信徒以外も可
盂蘭盆施餓鬼会7月5日檀信徒以外も可
秋季彼岸会秋分の日檀信徒以外も可
宗祖御報恩会式9月8日、10月11〜13日檀信徒以外も可(9月18日は宗祖池上御入山会)
除夜会12月31日檀信徒以外も可
新春祈祷会1月1〜3日檀信徒以外も可
節分会建国記念日檀信徒以外も可(星祭り祈祷会として実施)

紹介動画

寺院データ

回向供養

供養内容日時、お申し込みなど
塔婆供養要問合せ(事前に日時の予約をお願いします)

祈願祈祷

供養内容日時、お申し込みなど
年間祈願随時受付しております
交通安全要問合せ(事前に日時の予約をお願いします)
七五三要問合せ(事前に日時の予約をお願いします)
地鎮祭要問合せ(事前に日時の予約をお願いします)
家祈祷要問合せ(事前に日時の予約をお願いします)
厄除け要問合せ(事前に日時の予約をお願いします)

境内施設

施設お申し込みなど
分譲墓地要問合せ
葬儀会館日蓮宗のみ(仏前結婚式も受付ております)
永代供養塔檀信徒以外も可

見どころ

  • お会式梅

史跡、文化財など

  • 日蓮聖人入滅の旧跡(東京都指定旧跡)
  • 法華経版木(東京都指定文化財)
  • 日蓮聖人坐像(大田区指定文化財)
  • 三十番神画像(大田区指定文化財)
  • 本行寺文書(大田区指定文化財)
  • 正応3年の題目板碑と板碑群(大田区指定文化財)
  • 池上宗仲夫妻坐像(大田区指定文化財)

境内写真