管内寺院紹介

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【住職名】
115世 石川龍彦
【寺号】
立善講寺
【旧本寺名】
池上本門寺
【旧寺格】
紫 池上・柳島法縁
【本尊勧請様式】
一塔両尊四士
【祖像】
説法像
【仏像】
釈迦・多宝如来坐像 四菩薩立像(昭和30年) 宗祖坐像(昭和10年) 日朗坐像(元和7年・区文化財) 妙見大菩薩立像(寛文4年・区文化財)
【寺宝】
身延20世・21世・26世・池上13世・14世・16世・17世・21世・22世・23世・24世・25世・26世・27世・30世・47世・52世・60世・68世本尊池上29世・33世・36世・43世・47世・53世・優陀那日輝勧募講金本尊 南谷檀林関係古文書 絵画・古記録・扁額 月村家伝来三宝尊像(区文化財) 刀・槍等

お問い合わせなど

【所在地】
〒146-0082 大田区池上1-31-10
【電話】
03-3754-6624
【ホームページ】
http://www.shoueiin.jp/

沿革

照栄院は朗慶山と号し日蓮宗に属します。池上三院家の一つです。向林庵あるいは南谷檀林立善講寺と旧称しました。
 日蓮大聖人の高弟日朗聖人は大聖人の滅後、鎌倉に於て布教に勤めていましたが、文保2年(1318)74歳のとき退隠を決意、池上南窪の地に草庵を結びました。照栄院の濫觴です。日朗聖人は76歳で没し、その後草庵は荒廃に帰しましたが、嘉吉年間に日鏡聖人が出て再興を果たしました。
 大田区立池上会館に日朗菩薩草庵之地の碑、その左手に朗師坂、朗師坂の上には御墓、そして照栄院本堂に元和7年(1621)造立の日朗菩薩坐像等があります。
 元禄元年(1688)池上本門寺22世日玄聖人は、照栄院の地に南谷檀林を開創しました。檀林とは僧侶の学校の称です。現在の池上小学校、池上会館から照栄院の地に至る一帯に講堂・方丈玄頭寮・板頭寮・首座寮・所化寮・玄文両談合場・食堂・総門・妙見堂などを備えていました。
 明治維新で廃檀となり建物も取り壊されましたが、天保7年(1836)再建の板頭寮(校務担当者の居室)は照栄院書院として現在も使われています。檀林関係の文書や書籍もここに保存されています。
 妙見堂も妙見坂の上に現存します。奉安する妙見大士像は、寛文4年(1664)に加藤清正の娘揺林院が夫の紀州公徳川頼宣の現世安穏後生善処を念じて本門寺に献じたもので、檀林創立のとき日玄聖人が、檀林守護のため移祠しました。現在のお堂は慶応2年(1866)の再建と考えられています。毎年冬至の日に催される星祭りには沢山のお参りがあります。
 日蓮大聖人の題目始唱750年を記念して、平成14年に落慶を見たのが永代供養廟久遠林です。
久遠林はその広さ美しさといった施設面だけではなく、個人の信仰の強調、二字戒名の提唱、塔婆の廃止といった実践面に特徴があります。
 当山の名物に「たぬき汁」があります。これは精進のけんちん汁で、正月2日に檀信徒に、正月20日の朗師会に山内僧侶に供されています。
 112世観是院日教は中道院44世・村松海長寺64世・池上本門寺77世へ。113世田中日淳は池上本門寺81世へ。

信行会・行事

  • 毎月第三火曜日、お経会
  • 毎月15日 妙見堂例祭(唱題と法話)
  • 12月8日 成道会(林生)
  • 冬至 星祭り、どなたでも(妙見堂にて)

定期行事

行事内容日時対象など
春季彼岸会彼岸の中日檀信徒
花まつり4月8日林生
盂蘭盆施餓鬼会7月12日、
8月15日(林生)
檀信徒
秋季彼岸会彼岸の中日檀信徒
宗祖御報恩会式10月12日檀信・林生
新春祈祷会1月2日檀信徒
節分会2月3日子供(妙見堂にて)

紹介動画

寺院データ

境内施設

施設お申し込みなど
分譲墓地要問合せ
永代供養塔要問合せ

見どころ

  • 桜、梅、ツツジ、あじさい、椿、菩提樹等々、一年中何かの花が咲いています。

境内写真